天竜　きよみのおやじ便り

桜の便りが聞かれるころになるとおやじの趣味の世界も忙しくなる、日本ミツバチの分蜂が始まるので毎日巣箱の点検が欠かせません。ミツバチはこの季節になると巣の下段のほうに王台と言って今いる女王蜂とは別に新しい女王蜂の候補のいる巣穴を作ります、そして中にいる幼虫が卵から孵ると他の蜂とは別の餌、いわゆる王乳（ローヤルゼリー）を与えて女王蜂が誕生します、そしてそのころになると雄蜂が現れるようになり女王蜂が巣箱を飛び出して空中で交尾をして巣箱に戻り延々とその命の尽きるまで卵を生み続けます、そうしてこの小さな蜂たちも子孫をつないで行くんですよ！自然は地震や津波の様に恐ろしいものもあればこんな小さな昆虫の営みもある、我々が自然の支配者ではない我々は常に自然に生かされて生きているんだと思いますね。