天竜　きよみのおやじ便り

今年もあと半月、おせち料理の仕込が始まりました。手の掛かる仕事が多く、毎年もうやめようと思うのに、いつも頼んでくださるお客に申し訳なく何とか続いていますよ、既製品を詰めれば簡単なのにそこはおやじの職人気質が許さない！なるたけ自分でできるものは自前でゆく主義。今日は金柑の蜜煮とはぜの甘露煮です、金柑はヘタを取り縦に切れ目をいれてゆき、種があったら取り除きます、はぜの甘露煮は骨まで柔らかくなるまで三日間ぐらい掛けて煮あげます、大晦日までには　まだまだ沢山仕込があります、栗きんとん、昆布巻き、南蛮漬け、鮎の甘露煮、錦玉子、黒豆、田作り、日の出海老、等々上げたらきりがありません、おやじのところでは手作りのため僅かしか出来ません、よくチラシ広告に手作りで１００ケも２００ケも限定とありますが、そんなこと本当に出来るんでしょうか？おやじ不思議でなりませんよ！しかも手作りでは保存料など使いませんですからお味の保証も大晦日からせいぜい3日間ぐらい、それなのに全国発送ＯＫ！なんてやつもあるみたい、それこそ食品表示偽装なんかもあるかもね？そんなにして儲けなくてもおやじお正月にお屠蘇が飲めればそれで結構！