火鉢

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火鉢
今ではすっかり姿を消してしまつた手あぶり(火鉢)おやじの子供のころは冬は炭こたつに火鉢は必需品、今のようにエアコンも温風ヒーターなる代物などなくお金持ちの家でやっと石油ストーブが入ったぐらいでしたよ。今では珍しいラクダの下着類を着てどてらやはんてんを着ていたものです、ふとんには湯たんぽなるものを入れてくれた思い出がありますよ。おやじのところでは炭窯があったので炭やきの思い出もあります。焼き芋を焼いてくれたり、腹をこわした時にはヤマガラの塩漬けを空き缶に入れて真っ黒に焼いて炭にしたものを飲まされた記憶があります。・・・あれ効果あったのかな~?
当時は薬は富山の置き薬が主役の時代、風邪を引くと葛湯を作ってくれたり、金柑の砂糖湯を飲まされたものです。そうそう生姜のすり下ろしに砂糖を入れたのも飲んだことがある、いよいよ風邪が長引いて治らなくなると薬局にいって頓服薬を買い求めたものです。最終手段がお医者様、今みたいに鼻水が少し出たぐらいでお医者に飛んでゆくことなど有りませんでしたよ。火鉢も今ではすっかり御用済みで出番は有りませんね、こうして置物にしたりワインク―ラ―にでもするとまたお洒落かもしれません。

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